ドバイちゃんねる

ドバイの魅力に惹かれて片道切符でドバイへ来た関西人のブログ

インドについて

こんにちは。ドバイちゃんねるです。

 

今週はインドから1名、イギリスのロンドンから1名が自分が滞在しているシェアハウスに新たに入居されました。

 

以前、記事に書いていたようにドバイには170カ国近い国の出身者が滞在しているかなり多国籍な環境で、中でもインドやパキスタン出身の方が多いです。

 

昨日は新しく入居したインド人の彼と、先日仲良くなった他のインド人のおじさんと昼〜夜まで過ごしていたのでインドについて書きます。

 

インド人の彼と話していた時に様々な文化の違いを感じたので書きます。

ドバイに来て文化の違いを感じることは数え切れないくらいありましたので今更感もありますが。。笑

 

まずは、言語についてですね。(文化とは少し異なるかもしれませんが)

インドから来た彼は南側のインド出身で歯医者としてドバイに滞在しています。

インド国籍の人たちは平均で4〜6ヶ国語を話せるそうです。

彼が住んでいる街だけで3〜4カ国後が日常的に使われているそうだから驚きです。

 

インドは南側と北側どちら出身かによって大きく異なります。

ざっくり言うと南が貧困層の割合が高く、北の方が裕福な人たちが多いです。

実際ドバイに住むと、インドの人たちは貧困層の方々の方が多いため、正直直接的にインド人の方と関わる機会というのはそこまで多くありません。

レストランの店員とか、タクシーの運転手とかで一瞬コミュニケーションを取るくらいです。

 

偏見もあるかもしれませんが、南側の方が温和な人が多くて北側の人たちの方がプライドが高く少しワガママな印象を受けます。

とはいえ、国籍や性別ではなくて結局その人次第なので一概には言えませんが。

 

夜ご飯を食べる際に、インド人のおじさんがフィリピン人の女性(年配な印象でした)2名を連れて現れました。

そして、彼に言われたことがバーレーン(中東諸国の1つ)出身ということで辻褄を合わせてほしいとのことでした。

特に断る理由もなかったので快諾して、食事を進めましたがどうやら彼はフィリピン人の女性に対して好意を抱いていたようでした。

やはり、一概に国籍で判断できないと言えども言語と身だしなみに問題がなければ国籍なんか簡単に偽ることができてしまいます。

私自身もマレーシア人、中国人、フィリピン人とかに間違われますし笑

 

とはいえ、日本人は比較的どこの国に対しても好印象なので偽る必要はないのですが。

また、インド人といえばヒンデュー教、仏教、イスラム教など何かしらの宗派に属しているイメージがありましたが、歯医者の彼は無宗教で神様の概念は変わりつつあると仰っていました。ある意味、日本人的な考え方だったので好印象でした。

 

日本は宗教に属している人の割合は少ないですし、特に宗教に関する話をすることを避けるような印象があります。

また、政治に関する話も日本ではタブーな印象を受けることが多いです。

個人的にはその2つのジャンルの話というのはとても重要で、無理に話す必要は無いが最低限の知識が無いと仮に英語で話せても内容が分からなくて苦労すると思います。

 

自分も宗教に関してはかなり疎い方だったので、ドバイに来て少しづつ分かってきた感じですが。

 

ロンドン出身の彼は25歳で珍しく私よりも若い入居者だったのですが、アプリケーションの開発などかなり近代的な仕事に携わっているようでした。

私が過去に13歳の頃にロンドンへ行った話をすると、物価もかなり上がって街もかなり変わっているからまた遊びに来てよ!と言ってもらいました。

是非、行ってみたいものです。

 

ドバイにいると、本当に色々な国籍の人たちに会うので○○へ遊びに来てよ!とよく言われますが、日本の関西人が東京の人に関西に遊びに来てよ!くらいのノリで皆言うから軽い感じで行くと返事してしまいますが、早く同じ感覚で海外にもあちこち遊びに行けるようになりたいと最近は強く思います。

 

海外に行った日本人が価値観が変わった!世界が広がった!という話をよく聞きますし、個人的には安っぽく聞こえるからあまりその表現はしたくないのですが、正直本当に価値観に対して刺激は受けることが多いです。

 

はたして、日本のサラリーマンのうち何割がこの価値観を共有できているだろうか、と思います。

勿論、本人たちが必要としなければ全く問題ないのですが、間違いなく人生の幅は広がると思います。

シンプルに言うと人生が楽しくなると思います。

すごく悪い表現をすると、日本人社会はベルトコンベアーのように感じることがあります。

これはかなり否定的な表現ですが、あえてそのように表現します。

 

毎日、会社からの仕事を受けて成果を出して、認められたら昇進して、認められなければクビや降格に繋がるから頑張って。。。と。

自分が新卒で働いていた会社はそこまでそういった印象はなかったのですが、色々な日本のサラリーマンの方々の話を聞いているとそう感じてしまいます。

 

更に、これから5〜10年後には労働人口が大きく減ってしまうので、終身雇用もあまり期待ができないと思います。

 

自分の道は自分で決める。自分のやりたいことを仕事につなげる。

そういったことが出来ている人はどこの国の人でも輝いて見えます。

もちろん、それで必要以上にお金を稼ぐことが出来ていたら文句はないですね。

 

これは、自戒の念も込めて今後の取り組みの判断基準として記録として残します。