ドバイちゃんねる

ドバイの魅力に惹かれて片道切符でドバイへ来た関西人のブログ

UAEに滞在し3ヶ月が経過しました

こんにちはドバイちゃんねるです。

UAEに滞在をはじめて3ヶ月が経過しました。

 

最初は行き当たりばったりで片道切符で来ましたが、当時はこのような状況になることは正直想定できていませんでした。

 

仕事が決まってから2ヶ月近くが経過しており、今のところ多少のアクシデントはあっても、そこまで不自由なく過ごすことができております。

 

何度も述べているように、UAE(特にドバイ)は本当に多国籍文化で色々な国から出稼ぎ労働者が集まっています。

だからこそ、日常的に毎日色々な国の人たちと関わって現地国民の生の声でその国の経済だったり特徴について聞くことができます。

まさに、世界の縮図のような環境だと思います。

 

だからこそ感性は磨かれますし、世界を視野に入れた考えも日本で働いていた頃より数十倍はイメージしやすくなりました。

 

私は現在、27歳というタイミングでドバイに来ておりますが、欲を言えばもっと若い大学生くらいの頃に来ているのが理想だった気もしております。

そんなことは言っても意味が無いのですが、これからグローバル化が進んでいく中で間違いなくトップクラスに日本が視野に入れていくべき環境だと思います。

 

中東市場、特にアラブは親日の考えを持った人が多く、人口も日本の3倍以上で生産労働人口も多く強みが沢山あります。

 

一方で、日本のサラリーマンと比較した時に異なる点が多数あります。

例として幾つか下記へまとめます。

 

・出社時間の指定は無く、起床して準備が出来て到着した時間が出社時間

・やることが終わったら何時でも帰宅が可能

・隙間時間は自由で食事をしても、散髪に行っても良い

・飲み会はゼロ

・私服での出社が可能

などがパッと思い浮かびます。

 

一方で、リマインドを小まめに行わないと対応してもらえなかったり、言っていたことが急に180度変わるようなケースも多いのでストレス耐性や柔軟性は日本で働くよりもある意味では求められるかもしれません。

 

あとは、色々な国の人たちがいる環境だからこそ他人を信用しない人たちが多いイメージもあります。

日本はその中でも親切で暖かい国と認識している人たちが多いので信頼は得やすいかと思いますが、逆に出会って間もない外国人労働者を信頼すると痛い目を見ることもあるかと思います。

 

僕の場合は、完全にアラブ法人の一族経営の会社なので特殊かもしれませんが、社外の人たちとのコミュニケーションは慎重に行うようにしております。

 

話は逸れますが、日本は石油など海外から輸入しないといけないコストが毎年一定以上あるので、必ずそこを負担できる以上のお金は海外から仕入れないと国が破綻します。

 

だからこそ、今の日本社会では生まれにくいグローバルに働ける属に言う「変わった人」がこれからは重宝されるのではないでしょうか。

 

日本人で良かったと思う場面は今でも本当に多いので、その環境を作ってくださった過去の偉人たちの功績を無駄にしないように今の僕たちくらいの世代が牽引していくべきだと思います。

 

日本=車くらいに思われている大手車メーカーも、今後は電気自動車の開発が求められる可能性が高い中でどうなるか予測できません。

一方で食事に関しては、やはり日本は一番だと思います。

この前、日本食を久しぶりに食べて普通の居酒屋のようなお店で1人1万円以上という破格の値段でしたがそれでも本当に美味しかったです。

 

コストが高いという日本のマイナスイメージを払拭するには、工場だったり現地に寄り添った環境を少しでも早く増やしていく必要があります。

当事者からすると分かりきった話だと思いますが、それでも中東では全くと言っていいほど工場のような低コストで生産が出来る環境が見当たりません。

 

これに関しては、これから何年、何十年先になるか分かりませんが、長い目でじっくりと関わっていきたいと思います。

 

3ヶ月、あっという間のようでとても充実していました。

2018年は今まで生きてきた中で、間違いなく忘れられない1年になると思います。

自分の中に明確にあるイメージを具現化させるために、これから何年かかるか分かりませんが精進していきたいと思います。