ドバイちゃんねる

ドバイの魅力に惹かれて片道切符でドバイへ来た関西人のブログ

日本企業のドバイ進出に携わるにあたって

こんにちは。ドバイちゃんねるです。

最近、少し取り組みに変化があったので更新をサボっていました。

 

以前からお伝えしていたように、グローバルビレッジのサポートを行っていたのですが一旦手を引くことにしました。

 

理由としては単純な実力不足です。

先日お会いした現地法人で且つ日本食品の輸入に携わっている商社で働く日本人の方とお会いした際にご指摘をいただきました。

 

要約すると、ドバイは市場把握が難しく不用意に手を出すべきではないということです。

 

その方は既にドバイの物流に4年間携わられており、それでも未だ把握することは難しいと仰っていました。

 

仮に、グローバルビレッジの出展企業が見つかっても、出展したという実績が手に入るだけで半年間で継続的な利益に繋げることが難しいとのことでした。

 

確かに、私自身色々な企業の方と話をしてドバイ進出に関心は持っていただいても正直、確実に売れます!儲かります!と言えないのが現状でした。

 

ですが、出してみてそれから一緒に試行錯誤をして、マーケットを把握しながらドバイ進出に貢献できるのではないかと思っていました。

 

勿論、1つの考え方としてはそれもアリだとは思うのですが、私自身がもっと事前に学べることがあるのではないかと思いました。

 

そこで、私が考えたのが現状既に日本企業の進出に携わっており、既に実績も出している企業に就職をしてドバイの市場とアプローチ方法を身近なところで学ぶということです。

 

それをアラブの友人に相談したところ、すぐに日本の有名お菓子の進出を成功させている会社の社長様と繋いでいただくことができました。

 

来週に面接予定ですが、そういった既に実績のある会社で働くことが最も近道だと今は感じています。

 

そのうえで、来年以降のグローバルビレッジなどにも関わることができれば理想的だと思います。

 

また、某大手総合商社卒の商社経営者の方とSkypeでやり取りをした際にも食品の輸出は本当に難しいという話を受けました。

 

頭では分かっていたつもりでしたが、やはり認定や在庫、賞味期限など弊害が多く、且つ売上になりにくいという話を改めて聞くと少し身構えてしまいました。

 

そのため、最初から食品!!

という訳にはいかないかもしれませんが、

自分がドバイの市場を日本人の誰よりも把握して、しっかりとした人間関係を構築して、日本企業様へ発信することができれば日本の未来を少しでも明るくすることが出来るのではないかと思います。

 

変な話ですが、ドバイに来てますます日本が大好きになりました。

勿論、ドバイも大好きなのですが、それでも日本人で良かった。と思う場面は本当に多いです。

 

よく本などにも書いてありますが、20代で海外経験を積むべきというのは本当にその通りだと最近は特に思います。

 

海外で学べることは本当に多く、ありがちな言い方になりますが価値観が変わる場面も多いです。

 

ぼくは日本で働いていた際に、最初の1年間以外は電車通勤をしておりませんでした。

 

すべて、徒歩か自転車です。

理由は満員電車のどんよりした雰囲気が苦手だったからです。

 

特に東京都はそのイメージが強くて、金曜の夜を楽しみにしてこの日のために働いている!と晩酌を楽しむサラリーマンを多く見かけます。

私もそのように感じていた時期が少なからずありましたが、本当にこれでいいのか?と感じていました。

 

あれだけ狭い土地に大勢の人たちが住んでいるため、電車の車両を増やすとか、間隔を狭めるとかそういった単純な対策でどうにかできる問題ではないと思うのですが、あのどんよりした雰囲気が少しでも明るくなるには一人一人の日々の過ごし方によると思います。

 

日本人として生まれたことを誇りに思い、来週以降も取り組んでいきたいと思います。