GITEX2018に行って来ました
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
本日はGITEXという中東で最も大きいテクノロジーの展示会へ参加して来ました。
日本からもPanasonic、NEC、Canon、brotherなど錚々たる企業が出展していました。
その他にも、スタートアップの日系企業がまとまったブースもあったので個人的には行って良かったと思っています。
展示会には世界中のアメリカ、ヨーロッパ、アジアをはじめとする世界中の大手企業を中心に様々なIT企業が各々の商品をPRしていました。
商材としては、VRやレジ、パソコンやソフトウェアなど実用的なものから、
バスケットボールのシュートを絶対に外さないロボットのようなニッチなものまで幅広く展示されていました。
そして、何よりも印象的だったのが、他国の企業が日本人だと話した時にパートナーになってほしいというオファーがあったことです。
国名や会社名は伏せさせていただきますが、
日本進出が未だ出来ていないということでパートナー探しに困っている企業も僅かですが見受けられました。
私はITベンチャー出身なのですが、正直そこまで詳しくないし力になれるか分からないと伝えても積極的に私個人に対してプレゼンテーションを30分くらいかけて行なってくださった熱意は本当に印象的でした。
一方で、日本企業の方々は一部しか見ていないですが、
正直英語もあまり話せない人がいたり、積極的にPRを行なっている印象がありませんでした。
また、スタートアップ向けのブースがあったのですが、
場所が通常の展示会エリアから徒歩10分近く離れており人の入りもかなり少なかったように思います。
これだと、出展をしたという実績が手に入るだけで終わるのでは・・・?
と正直思ってしまいました。
海外でビジネスを行う際に特に重要だと感じているのがパートナー選びです。
特に、国によっては日本人からすると考えられないくらいルーズな国も正直あるかと思います。
ですが、そういった国でも積極的に動いている企業は多数見受けられました。
JETROの方も何人かいらっしゃったので挨拶をしに伺いましたが、
今回はスタートアップ企業の支援に対して注力されているようでした。
今までは日本→ドバイという観点で物事を考えていましたが、
世界→日本という観点もあると思うと出来ることが本当に沢山あると感じます。
余談ですが、今日帰りにモールに寄った時にたまたま話していた、
大手アラブ系企業の社員の方から日本人なのに英語が上手いね!と言われました。
なんでですか?と聞いた際に、日本人って大体英語喋れないでしょ?と言われました。
正直、思い当たる節があるように感じたので、日本人は政府が発信している以上に、
これから英語を学ぶ必要が出てくるのではないかと思います。
正直、日本以外のアジア諸国で中国、韓国、香港、台湾の人たちでこの人全然英語喋れないなあ。。と思ったことはありません。
私自身もネイティブではないので偉そうなことは言えませんが、正直英語が多少話せるだけで受けることができる恩恵はかなり大きいと感じています。
もっと、日本が世界に視野を向けて取り組んでいけるように、
切り口のほんの一部としてでも活動していきたいと強く感じた1日でした。