なぜドバイを選んだのか
お久しぶりです。ドバイちゃんねるです。
最近かなり更新をサボっていたのですが、今日久しぶりに『なぜドバイなの?』という過去100回以上聞かれた質問をされてパッと答えが出なかったので整理します。
約4ヶ月前のドバイ滞在を決めた頃は
・日本と大きく異なる異国籍文化に魅力を感じたから
・食品輸入の穴を感じてビジネスチャンスを感じたから
みたいなことを言っていたと思います。
同様の内容を今日、人に聞かれて話した時にあまりしっくり来ませんでした。
きっと、格好を付けて良いように言っていたのだと思います。
本心としては、今思うのは日本の働き方の文化に不満を感じていて、
働き方を大幅に変えたかったという点と大きなことを成し遂げたいというザックリとした願望があったからだと思います。
僕は約3年間東京で社会人として働いていて、ずっと疑問に感じていることがありました。
サラリーマンが大多数を占める日本社会で、イキイキとした人たちがあまりいないように感じていたことです。
特に、通勤電車の雰囲気は大嫌いでした。
人が多く、ぶつかっただけで喧嘩が起こるようなピリピリとした雰囲気が苦手でした。
だから僕は、その環境から逃げるために3年間で異動や転職をする度に引っ越しをして、通勤は徒歩か自転車で行っていました。
また、嫌な仕事でも我慢して耐えて、その先に結果が付いてくるという考えも理解できませんでした。
世の中には少数でも、仕事を心から楽しんで我慢しているような印象を受けない人たちがいることを知っていたのでその人たちのように働きたいと思っていました。
そして、僕ならそれが出来ると自意識過剰に常に思っていました。
そのため、どんな仕事、どんな環境であれば自分が最もイキイキと仕事が出来るかどうかを日本で働いていた時には常に考えていたと思います。
ドバイに行き着くまでも、政治関係やネット広告など色々と着手してはどれも違うなと迷走していました。
ドバイに興味を持ったのは2016年にグローバルビレッジにてたこ焼き屋を出店することを提案されたことがキッカケでした。
それから、ドバイについて可能な限り本や資料から情報を取って勉強しました。
結論、ドバイなら楽しく仕事が出来そうと思いました。
理由は、
・日本企業や日本人が少ないから活躍する余地がある
・親日の環境だから日本人で得をする機会が多そう
・アラブという華やかな環境で働くことは格好が良い
・お金の動きが活発なので甘い蜜を吸えそう
とかこういった理由が本音だったと思います。
僕は、社会人1年目で入社した会社では驚くほど評価されませんでした。
どれくらいかというと、3年間で一度も昇給できなかったほどです。
恐らくですが、今までの新卒でその会社からすると僕くらいじゃないかと思います。
その評価に対して、僕は本気で上司は見る目がない、仕事の内容が悪いなどと100%他責で考えていました。
そう思うようになったのは社会人2年目の半ばくらいの頃で、そこからは周りの目も気にせず結果を出さずに誰よりも早く帰宅し、自分が向いていることは何か無いかと調べたり、人と会う時間を作ることに一生懸命でした。
僕は、良い意味でも、悪い意味でも価値観や考え方が普通の人と大きく異なっていると自覚しています。
例えば、貯金をするという概念がありません。
貯金をしなくても、お金が入る時は運か実力かは別として数百万円、数十万円がスッと手に入ることもありました。
ですが、それが数万円程度の時もありました。
だからこそ貯金を。。。
となると思うのですが、僕はその数百万円や数十万円が当たり前に手に入る、要するに普通のサラリーマンでは得られないくらいの額が手に入る状況を作るのが最善だと考えていました。
使いきれない額が手元にあれば嫌でも貯金します。
そのためには、起業をして自分でお金を動かせるようにならなくてはならないと考えていました。
ですが、今ではドバイに3ヶ月近く滞在して俯瞰的に日本の素晴らしさや先代の日本人の方々の努力を感じて日本のために何かしなくてはと強く思うようになりました。
綺麗事ですが、この考えを本気で本心から持つことは本当に強いエネルギーになると最近は思います。
日本はどうしても、夢を持つことが恥ずかしかったり、バカにされる傾向があるように思いますが、それでも折れなかった人たちが成功していると僕は思います。
僕も人間なので周りの目を気にしないというのは嘘になりますが、かなり気にしない方ではあると思います。
だからこそ、自分自身を誰よりも信じて、根拠が無くても出来ると心の底から本気で思って出来ることをやることが大事だと思います。
そして、日本のために。。。って思って働いてる時って気持ちがとても快適だと思います。
100%日本や日本に住む家族、友達、先輩、後輩のためになることをしているということは本当に快感で自分が大好きになります。
正直、ドバイは駐在などで高収入を得ながらなんとなく仕事をしているような印象を受ける人が多いですが、そこは気に留めずに自分らしくやっていこうと思います。
僕がドバイで仕事をするのは、『日本とアラブを繋ぐ架け橋になりたいから』です。
日本のような国は、国内で経済を回していたら破綻します。
海外からお金をどれだけ持ってこれるかが鍵になります。
特に、これからの時代はよりその重要性が高まります。
最近まではGDP世界2位だった日本という小国に生まれたことを誇りに思い、明日からも仕事を楽しくやっていきたいと思います。