UAEで働くにあたって
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
ドバイちゃんねると銘打っておきながら就職した際の職場はシャルジャで、家はウムアルカイワンというまさかのドバイ関係なくなってしまいました。笑
とはいえ、同じUAE(アラブ首長国連邦)の中の首長国になるので、
このままタイトルなどは変えずに継続していこうと思います。
正式な勤務はまだ、ビザの手続きなどが完了していないため始まっておりませんが、
ウムアルカイワンにある本社に初めて行ってきました。
そこでまず驚いたのが、自分以外の社員がほとんど全員アラブ人ということです。
服装はなんでもいいと言われたので私服で行ったのですが、
ほぼ全員がカンデューラだったので浮いていたかもしれません笑
そして、実際に扱っている日本の商品の数々を見せてもらい、
実際に日本のビジネスをこれからどうやって持ってくるかについて想いなどを話してもらいました。
日本の経済成長が止まってしまい中国にも追い抜かれていることに対して、
日本人以上に考えてくれているような印象すら受けました。
これから、中小企業のような資金面に余裕が無い会社も含めて、
低リスクで市場調査や販売が出来るように尽力していきたいと強く感じています。
また、働いている人たちの中には本当に低い賃金で雇われている、
出稼ぎ労働者のような人たちも数名見かけました。
仕事内容はシンプルなものが多く、それでも言い訳をせずに笑顔で取り組んでいる私よりもおそらく10年以上年上の労働者を見かけた時は衝撃を受けました。
貧富の差が非常に大きい環境であるだけに、生まれた国や育った環境がどれほど大切かを痛感しました。
仕事は週6日勤務で平日は09時〜16時、木曜は09時〜14時という非常にホワイトな環境です。
仕事終わりにはみんなでご飯を食べに行って、シーシャを吸いにカフェに行くといういかにもアラブ人らしい過ごし方でした。
日本の経済を今後、少しでも前向きに変えていけるように重要な仕事だと感じているので、責任感を持って慎重に周りの人たちと支えながら頑張っていきます。
最後に、アラビア語はやはり重要だと思いました。
英語は全員話せるので必要ないと思っていたのですが、
やはり職場での会話は基本的にアラビア語なので何を話しているか全く分かりません。
そこで、丁寧に少しずつ教えてくれるアラブの方も多かったので、
最初の3ヶ月くらいは語学を学ぶことも意識しながら取り組んでいこうと思います。
ハロウィンinドバイ
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
今日はハロウィンですね。
ニュースの記事で渋谷が非常に荒れていることを知りました。
私も昨年のハロウィンの時期には渋谷付近に住んでいたのでなんとなく想像ができます。
自分は人混みが苦手なので、わざわざ人が集まるところには行かなかったですが皆で盛り上がって騒ぐこと自体が好きな人種だと思います。
ですが、記事を見ていると車をひっくり返したり、痴漢沙汰になっていたり酷い内容でした。
一方でドバイのハロウィンは全くそれっぽいことも無く家で過ごしていると突然子供たちが訪問して来てとても驚きました。
皆9歳とか6歳とか小学生くらいの年代でとても可愛かったです。
最初からあったお菓子は一瞬で底をついたので追加で買い出しに行かないといけないほどです。
日本にはもともとハロウィンの文化が無いハズなのですが、良くも悪くも日本は無宗教の人たちの割合が多いため楽しいイベントは積極的に取り入れる傾向があります。
他国の文化を取り入れることは非常に素晴らしいのですが、最近の若い人たちはやり過ぎているのでは?と感じました。
私自身もあまり偉そうに言える立場ではないのですが、犯罪と言われる領域までいってしまうと言語道断です。
せっかく他国の文化を取り入れるなら、いい形で取り入れてもらいたいと思います。
海外の人も日本のハロウィンは凄いと聞いて、わざわざハロウィンと縁がないハズの日本に来るケースもあります。
そこで、実際に足を運んだ海外の方たちからガッカリされる可能性もあると思うので改善してもらいたいものです。
ドバイが極端に法律が厳しいということもありますが、日本の法律は良くも悪くも緩いと思います。
律するところは罰金制度などを明確に設けないと改善ができないのではないでしょうか。
ニート生活に終止符を
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
本日、ドバイにて年に5回くらいしかないと言われている雨が降りました。
もうすでに止みましたが。。笑
昨日、久しぶりに面接を受けた会社に就職することにしました。
日本の商品の輸入、販売を行なっているアラブ人の会社で、
まだそこまで規模は大きくないのですがうまい棒のシェアを中東で広げている会社です。
ドバイとシャルジャに拠点があるのですが、
幸いにもそこのシャルジャ拠点のマネージャーとして雇っていただくことになりました。
自分の仲の良いアラブ人の友人に紹介してもらったのですが、
条件も良く車と家もこれから用意してもらえるみたいです。
住む場所はまさかのドバイではなくて、ウムアルカイワンという数少ないビール工場のある首長国なのですがドバイまで車で20分くらいで行ける距離みたいです。
ビザも用意してもらえるので、課金する必要もなくなり気持ち的にも大分楽になりました。
自分がまさにやりたかった仕事なので、日本の商品を低リスクで中東に持ってきてマーケティング調査と販売を同時進行でこれから行なって参ります。
また、ドバイでは法律で1年間働いたら毎年1ヶ月の休暇がもらえるみたいなので、
その間に日本に帰ることができると思うととても魅力的でした。
そして、これから働く会社の社長様からカリファ(ボスという意味)というアラブ用の名前をもらうことができました。
ようやくアラブに認めてもらったような感じがして嬉しかったです。
正直まだ、メッセージでカリファと呼ばれたりしてもあ、、自分か。
と未だあまりしっくりとは来ておりませんが。笑
とにかく、これから少しでも早く色々と力になれるように頑張ります。
肩の荷が降りて大分気楽になりました。
インドについて
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
今週はインドから1名、イギリスのロンドンから1名が自分が滞在しているシェアハウスに新たに入居されました。
以前、記事に書いていたようにドバイには170カ国近い国の出身者が滞在しているかなり多国籍な環境で、中でもインドやパキスタン出身の方が多いです。
昨日は新しく入居したインド人の彼と、先日仲良くなった他のインド人のおじさんと昼〜夜まで過ごしていたのでインドについて書きます。
インド人の彼と話していた時に様々な文化の違いを感じたので書きます。
ドバイに来て文化の違いを感じることは数え切れないくらいありましたので今更感もありますが。。笑
まずは、言語についてですね。(文化とは少し異なるかもしれませんが)
インドから来た彼は南側のインド出身で歯医者としてドバイに滞在しています。
インド国籍の人たちは平均で4〜6ヶ国語を話せるそうです。
彼が住んでいる街だけで3〜4カ国後が日常的に使われているそうだから驚きです。
インドは南側と北側どちら出身かによって大きく異なります。
ざっくり言うと南が貧困層の割合が高く、北の方が裕福な人たちが多いです。
実際ドバイに住むと、インドの人たちは貧困層の方々の方が多いため、正直直接的にインド人の方と関わる機会というのはそこまで多くありません。
レストランの店員とか、タクシーの運転手とかで一瞬コミュニケーションを取るくらいです。
偏見もあるかもしれませんが、南側の方が温和な人が多くて北側の人たちの方がプライドが高く少しワガママな印象を受けます。
とはいえ、国籍や性別ではなくて結局その人次第なので一概には言えませんが。
夜ご飯を食べる際に、インド人のおじさんがフィリピン人の女性(年配な印象でした)2名を連れて現れました。
そして、彼に言われたことがバーレーン(中東諸国の1つ)出身ということで辻褄を合わせてほしいとのことでした。
特に断る理由もなかったので快諾して、食事を進めましたがどうやら彼はフィリピン人の女性に対して好意を抱いていたようでした。
やはり、一概に国籍で判断できないと言えども言語と身だしなみに問題がなければ国籍なんか簡単に偽ることができてしまいます。
私自身もマレーシア人、中国人、フィリピン人とかに間違われますし笑
とはいえ、日本人は比較的どこの国に対しても好印象なので偽る必要はないのですが。
また、インド人といえばヒンデュー教、仏教、イスラム教など何かしらの宗派に属しているイメージがありましたが、歯医者の彼は無宗教で神様の概念は変わりつつあると仰っていました。ある意味、日本人的な考え方だったので好印象でした。
日本は宗教に属している人の割合は少ないですし、特に宗教に関する話をすることを避けるような印象があります。
また、政治に関する話も日本ではタブーな印象を受けることが多いです。
個人的にはその2つのジャンルの話というのはとても重要で、無理に話す必要は無いが最低限の知識が無いと仮に英語で話せても内容が分からなくて苦労すると思います。
自分も宗教に関してはかなり疎い方だったので、ドバイに来て少しづつ分かってきた感じですが。
ロンドン出身の彼は25歳で珍しく私よりも若い入居者だったのですが、アプリケーションの開発などかなり近代的な仕事に携わっているようでした。
私が過去に13歳の頃にロンドンへ行った話をすると、物価もかなり上がって街もかなり変わっているからまた遊びに来てよ!と言ってもらいました。
是非、行ってみたいものです。
ドバイにいると、本当に色々な国籍の人たちに会うので○○へ遊びに来てよ!とよく言われますが、日本の関西人が東京の人に関西に遊びに来てよ!くらいのノリで皆言うから軽い感じで行くと返事してしまいますが、早く同じ感覚で海外にもあちこち遊びに行けるようになりたいと最近は強く思います。
海外に行った日本人が価値観が変わった!世界が広がった!という話をよく聞きますし、個人的には安っぽく聞こえるからあまりその表現はしたくないのですが、正直本当に価値観に対して刺激は受けることが多いです。
はたして、日本のサラリーマンのうち何割がこの価値観を共有できているだろうか、と思います。
勿論、本人たちが必要としなければ全く問題ないのですが、間違いなく人生の幅は広がると思います。
シンプルに言うと人生が楽しくなると思います。
すごく悪い表現をすると、日本人社会はベルトコンベアーのように感じることがあります。
これはかなり否定的な表現ですが、あえてそのように表現します。
毎日、会社からの仕事を受けて成果を出して、認められたら昇進して、認められなければクビや降格に繋がるから頑張って。。。と。
自分が新卒で働いていた会社はそこまでそういった印象はなかったのですが、色々な日本のサラリーマンの方々の話を聞いているとそう感じてしまいます。
更に、これから5〜10年後には労働人口が大きく減ってしまうので、終身雇用もあまり期待ができないと思います。
自分の道は自分で決める。自分のやりたいことを仕事につなげる。
そういったことが出来ている人はどこの国の人でも輝いて見えます。
もちろん、それで必要以上にお金を稼ぐことが出来ていたら文句はないですね。
これは、自戒の念も込めて今後の取り組みの判断基準として記録として残します。
ギリギリの生活
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
今更感しかありませんが、お金って本当に大切だと思います。
もともと1ヶ月の滞在予定で知り合いの社長様から資金面の援助をしていただき、
+自分の所持金(微々たる笑)のみでドバイへ来て就職も決めないまま1ヶ月が経過しました。
流石に更に1ヶ月滞在。。。となると資金的に厳しいのが現状です。
そこで、周りにいるアラブ人の友人たちが私がドバイに滞在できるようにと、
一生懸命に会社の社長を紹介してくれたり、仕事の話を持ってきてくれています。
特にアラブ人に対して思うのが本当に情に厚くて、
私以上に考えてくれているのではないか?とすら感じることがあります。
また、日本で世話になっていた両親をはじめ、先輩、友人たちから期待の言葉をいただくことも少なくないのでなんとしてでもこの正念場を乗り切らないといけないです。
最初のうちに何となくで散財していたことを後悔しそうになることもありますが、
そこで知り合ったご縁も大切にしたいので欲張った考え方で乗り切ります。
お金に困った経験はそこまで無かったのですが、
海外となると流石に焦り方も変わってくるものだと実感しています。
このギリギリの緊張感がたまりません。
楽しむことは勿論大切ですが、緊張感を持って健全に過ごして参ります。
日本企業のドバイ進出に携わるにあたって
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
最近、少し取り組みに変化があったので更新をサボっていました。
以前からお伝えしていたように、グローバルビレッジのサポートを行っていたのですが一旦手を引くことにしました。
理由としては単純な実力不足です。
先日お会いした現地法人で且つ日本食品の輸入に携わっている商社で働く日本人の方とお会いした際にご指摘をいただきました。
要約すると、ドバイは市場把握が難しく不用意に手を出すべきではないということです。
その方は既にドバイの物流に4年間携わられており、それでも未だ把握することは難しいと仰っていました。
仮に、グローバルビレッジの出展企業が見つかっても、出展したという実績が手に入るだけで半年間で継続的な利益に繋げることが難しいとのことでした。
確かに、私自身色々な企業の方と話をしてドバイ進出に関心は持っていただいても正直、確実に売れます!儲かります!と言えないのが現状でした。
ですが、出してみてそれから一緒に試行錯誤をして、マーケットを把握しながらドバイ進出に貢献できるのではないかと思っていました。
勿論、1つの考え方としてはそれもアリだとは思うのですが、私自身がもっと事前に学べることがあるのではないかと思いました。
そこで、私が考えたのが現状既に日本企業の進出に携わっており、既に実績も出している企業に就職をしてドバイの市場とアプローチ方法を身近なところで学ぶということです。
それをアラブの友人に相談したところ、すぐに日本の有名お菓子の進出を成功させている会社の社長様と繋いでいただくことができました。
来週に面接予定ですが、そういった既に実績のある会社で働くことが最も近道だと今は感じています。
そのうえで、来年以降のグローバルビレッジなどにも関わることができれば理想的だと思います。
また、某大手総合商社卒の商社経営者の方とSkypeでやり取りをした際にも食品の輸出は本当に難しいという話を受けました。
頭では分かっていたつもりでしたが、やはり認定や在庫、賞味期限など弊害が多く、且つ売上になりにくいという話を改めて聞くと少し身構えてしまいました。
そのため、最初から食品!!
という訳にはいかないかもしれませんが、
自分がドバイの市場を日本人の誰よりも把握して、しっかりとした人間関係を構築して、日本企業様へ発信することができれば日本の未来を少しでも明るくすることが出来るのではないかと思います。
変な話ですが、ドバイに来てますます日本が大好きになりました。
勿論、ドバイも大好きなのですが、それでも日本人で良かった。と思う場面は本当に多いです。
よく本などにも書いてありますが、20代で海外経験を積むべきというのは本当にその通りだと最近は特に思います。
海外で学べることは本当に多く、ありがちな言い方になりますが価値観が変わる場面も多いです。
ぼくは日本で働いていた際に、最初の1年間以外は電車通勤をしておりませんでした。
すべて、徒歩か自転車です。
理由は満員電車のどんよりした雰囲気が苦手だったからです。
特に東京都はそのイメージが強くて、金曜の夜を楽しみにしてこの日のために働いている!と晩酌を楽しむサラリーマンを多く見かけます。
私もそのように感じていた時期が少なからずありましたが、本当にこれでいいのか?と感じていました。
あれだけ狭い土地に大勢の人たちが住んでいるため、電車の車両を増やすとか、間隔を狭めるとかそういった単純な対策でどうにかできる問題ではないと思うのですが、あのどんよりした雰囲気が少しでも明るくなるには一人一人の日々の過ごし方によると思います。
日本人として生まれたことを誇りに思い、来週以降も取り組んでいきたいと思います。
ドバイに1ヶ月滞在してみて
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
本日でドバイに来て丸1ヶ月が経過しました。
ドバイに滞在するにはビザが必要なため、昨日ガバメントへ行ってビザの更新を終えて来ました。
ドバイでビザを1ヶ月延長させるのに680DH(約20,000円)と聞いていましたが、実際は900DH(約30,000円)で少し値上がりしたのでしょうか。笑
それはさておき、先日のブログで記載していたグローバルビレッジに関わるという話ですが現状として未だどうなるか分からなくなりました。
理由は幾つかあるのですがグローバルビレッジに関わった後の見通しが甘いという点と、実際に生活していくうえでの資金面の確保に不安が生じている点が大きいです。
それから、アラブ人の友人とも連絡を取り合い、これからやるべきことに対して少し明確にすることができました。
・日本に関心のあるアラブ人のコミュニティを作るということ
・実際に日本企業の海外進出を考えている他の企業をもう少し見てみるということ
実際に日本に興味のあるアラブ人を集めたコミュニティが既にUAEには存在していて、日本クラブがある大学も少なくないと聞きました。
そこで早速、木曜日に日本に興味のあるアラブ人が主催しているイベントに参加することにしました。
ドバイでは1人繋がると、そこから芋づる式に繋がっていく機会がとても多いです。
常にアンテナを張って、面白そうなイベントや取り組みには積極的に関わっていこうと思います。
あと1ヶ月、、、
これが最終のリミットになります。
それ以降はお金を払っても滞在期間を伸ばすことはできません。
この1ヶ月で自分の生活基盤と収入源を確保して、
納得のいくかたちで取り組んでいけるように精進して参ります。