ドバイから見た日本について
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
今日は初めてドバイに住んでみて、客観的な視点から日本について書こうと思います。
まず、私がドバイに来て未だ1ヶ月しか経過しておりませんが、
今のところ、日本人だと伝えて嫌な反応をされることはありません。
私の場合、見た目が東南アジア寄りなので驚かれることが多いのですが笑
日本とドバイの縁については以前他の記事に書きましたが、
以外と地下鉄や観光地での建築、車の輸出、石油の輸入など双方ともに接点は以外と多いです。
そして、日本人といえば礼儀正しいとか、お金持ちとか、料理が美味しいとか、割とプラスなイメージを聞くことが多いです。
一方で、日本人は本音と建前があるから嫌だ!と言われたこともありますが。。
日本では良しとされる本音と建前も、国が違うとなぜ最初から本音で話してくれないのか?と疑問に思われるみたいです。
私は過去に本音と建前が出来ない日本人として紹介されたこともありますが笑
なにより、日本の商品は本当に評価が高いです。
前回、資生堂を知っている人がドバイにはいないと述べましたが、
アラブ人以外の移民の方々は知っている方が多く、私が知らない日本ブランドの化粧品を知っている方も中にはいらっしゃいました。
ファッションでもISSEI MIYAKEは貯金をして、年に1着買うようにしているという方もいらっしゃいました。
特に車は本当に日本車が人気で、TOYOTAだけでなく、NISSAN、HONDA、SUZUKIなどの日本の車をあちらこちらで見かけます。
私の友人のアラブ人は家の車7台がすべて日本車だと言っていました。
他にも、トイレなんかもTOTOのトイレをホテルなどでよく見かけます。
車は高級車に比べて比較的値段も安く高品質という点から人気がありますが、
それ以外のものは高級路線としてイメージを持たれていることが多いと感じます。
そして、以前の記事でも書いたように日本人は英語が話せないイメージが強いと言われることがやっぱり多いです。
最近、日本人の他に韓国人も例に挙げられることもありましたが。
日本は本当に英語が話せる人たちが増えれば大幅に海外事業に取り組みやすくなると感じます。
また、日本といえば徴兵制度が無いことも魅力だと最近は感じます。
中国、台湾、アラブ、エジプト、ベトナム、イスラエル、韓国、スイス、オーストラリア、トルコ、ギリシャなど日本人からしても馴染みのある国でも徴兵制が維持されている国は意外と多いです。
インド、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど勿論、徴兵制が無い国も複数ありますが、ドバイに来て徴兵期間の話になった時に聞いて驚いて質問することくらいしかできないので日本はつくづく恵まれていると思いました。
他にも、日本人は日本語でほぼ全てが成り立っていて、
日本人にとっては本当に住みやすい環境であると感じています。
勿論、これは本当に素晴らしいことで維持していくべきだと思います。
私は以前、日本の人口減少を見据えた時に他国から移民をもっと沢山入れるべきだと強く考えていましたが、単純に増やせばいいというものではないと最近は思います。
これからの人口減少を踏まえ人口は必ず増やす必要があるのですが、
一歩間違えれば日本の今の良さを失うことに繋がりかねないと感じます。
日本人が住みやすい日本は本当に魅力的だと思います。
これは他の国と比べても、日本ほど自国民に優しい国はあまり無いと思います。
今の日本がこれからも続くように、できることをしっかりとかたちにしたいですね!
ドバイでの不動産業について
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
さて、本日はドバイの不動産業について書きたいと思います。
不動産といえば、売買や賃貸が日本でも主流かと思いますが海外でも同様です。
最近ではAirbnbと呼ばれる民泊も流行っていますね。
私も現在、Airbnbで見つけたアパートに滞在しております。
そこで知り合ったフィリピン人のオーナーと食事に行って色々と話をしたので記録します。
まず、前提としてドバイの経済は現在衰退しております。
ですが、ドバイには沢山の国から人が来てビジネスの動きも盛んなため2020年には回復する目処が立っております。
そのため、現在は不動産業において建物の価格が非常に安くなっております。
物件によってはアパートが500万円で買えるところもあります。
また、レストランの経営権なども売られているので、
2年先を見据えての投資としては申し分ないと感じています。
そして、少し話は逸れてしまいますがオーナーから印象的な質問をされました。
『夢を持った時に何がもっとも必要だと思う?』
という質問でした。
私は信頼とか、お金、人との繋がり、発信することなど色々答えましたが全て必要だけど、最も必要なものが他にあると言われました。
それは、、、
健康であること
だと言われました。
オーナーのフィリピン人女性は現在40代で、
数年前に手術を受けてそれ以来常に痛みが伴うと仰っていました。
そのため、人からの援助を受けることが難しかったり、
お金の融資を受けることもあまり出来なかったと言われました。
仮にどれだけ素敵なアイデアでも、人格者であっても、頭が良くても、
健康でない人に仕事を任せようとは思わないと言われてとても納得しました。
私は有難いことに、既に色々な企業様から個別で連絡をいただいて、
少しでも多くの企業様の力になれるようにと思い日々行動しておりますが、
それも健康でなくなってしまったらそこで全て崩れ去ると改めて認識しました。
これはビジネスだけではなく、誰に対しても言えることだと思います。
幸いにも私は不自由のない健康な身体で生まれているので、
自らの首を絞めるような行動は控えてドバイでの生活を堪能します。
当たり前のことですが、認識を持つことは難しい分野だと思うので、
日々の食事や睡眠など気を付けて解決できるところはクリアにしようと思います。
貴重な気づきをありがとうございました。
ドバイでの食事について
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
今日はドバイでの食事についてご紹介いたします。
ドバイの料理はレバノン料理と言われており、
ハラール食(アルコールや豚肉を含まない食事)は勿論のこと、
ホブスと呼ばれる薄いパンをホムスというヒヨコマメとゴマのペーストなど、
基本的にペースト(磨り潰した)されたクリームのようなものにディプして食べることが多いです。
他にも、米を使ったビリヤニと呼ばれるパキスタン料理(下記写真)を出されるケースも多いと感じています。
ドバイの特産品としてはデーツと呼ばれるナツメヤシの果実が主流で、
ドバイが昔砂漠しかなかった頃には皆がドライフルーツとして食べていたようです。
現代では、中にピスタチオやチョコレートなどを混ぜて観光土産の延長のようなかたちでよくモールなどで見かけます。
率直な感想として述べると、正直不味くはないけどめちゃくちゃ美味しい訳でもないと感じる食事が比較的多いと思います。
また、ドバイでは多国籍の人たちが多く滞在しているため、
世界中の食事が中華やイタリアンをはじめレストランで食べることができます。
中でも日本食は高級食として位置付けられているようで、
牛丼一杯に1,500円以上かかることも容易にあります。
そして、味は吉野家より美味しくないと感じることすらあります。笑
中には、ホテルに店舗を持つ日本食レストランもあり、
そういったお店で食べる日本食は美味しくて、日本にいるような気持ちになります。
ただ、値段がその分跳ね上がるので注意が必要ですが。。。笑
また、世界中のレストランがあるのでモール内のフードコートを見渡すと、
中国人は中華料理を、インド人はカレーを、アメリカ人はバーガーを食べているような場面に出くわすことが多々あります。
やっぱり皆、母国の料理が一番なんだなと見ていて感じました。
私自身もやっぱり日本食が一番好きなのでたまに食べるようにしています。
ドバイといえば食事をするにもとても高いというイメージをもたれる方も多いかもしれませんが、実際は安いところは日本よりも大分安いです。
地元民向けのバーガー屋さんやラップで包んだチキンなどは一食300〜500円程度です。
基本的に観光客が来ないようなところへ行けば安くで食事を済ませます。
それに、味もめちゃくちゃ美味しいとまでは言わなくても、
全然飽きずに食べていられるので食事の面では未だそこまで苦労を感じていません。
また、世界中の色々な食事を味わうことが出来ることもドバイの魅力だと思うので、
色々な国の食文化と向き合いながら日々を過ごしていきたいと思います。
ドバイ生活における今後について
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
今日で観光ビザが切れるまで、あと5日間となりました。
早いもので、もうすぐドバイに来て1ヶ月が経過いたします。
1ヶ月の間で、本当に沢山の会社や人たちと出会って色々と学びました。
ですが、正直なところこれで満足して帰国するのは違うと思います。
実際に日本の商材を仕入れたりする実績は一切作られておらず、
むしろ、これからが勝負だと思うからです。
先日のブログで記載していたグローバルビレッジの件ですが、
本日話し合った結果、未だ確定ではありませんが関わることになりそうです。
それによって、ビザの発行やエミレーツIDの取得、免許証の発行などが行えるので大分安心です。
但し、グローバルビレッジ一本だと正直月収は日本円で15万円程とかなり少なくなってしまいます。
そこで、現在やり取りをしている他の会社と一緒にサービスや商品を輸出入をしてお金を稼がないと生活は最初のうちは苦しくなりそうです笑
とはいえ、やりたいことをやることができるので文句は言えないですね笑
もう一点、懸念点があるとすればビザの更新がいつまでに完了するかどうかです。
場合によっては、オマーンまで車で片道3時間くらいかけて国境を越えに行って、
そのままUターンして強制的に滞在期間を伸ばすしかないかもしれません。
個人的にはなにより、グローバルビレッジに関わることが出来るのが本当に嬉しいです。
私がドバイに興味を持つようになったキッカケのイベントですし、
学生時代から何かとイベントと呼ばれるものには縁があった方なので楽しみです。
今回は国も違えば、参加者数も桁外れで、期間も半年という色々と前例の無い取り組みとなるので気を引き締めて臨みます。
今後のドバイ滞在が見えて来たのでザックリとしたかたちとなりますが、近況報告とさせていただきます。
GITEX2018に行って来ました
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
本日はGITEXという中東で最も大きいテクノロジーの展示会へ参加して来ました。
日本からもPanasonic、NEC、Canon、brotherなど錚々たる企業が出展していました。
その他にも、スタートアップの日系企業がまとまったブースもあったので個人的には行って良かったと思っています。
展示会には世界中のアメリカ、ヨーロッパ、アジアをはじめとする世界中の大手企業を中心に様々なIT企業が各々の商品をPRしていました。
商材としては、VRやレジ、パソコンやソフトウェアなど実用的なものから、
バスケットボールのシュートを絶対に外さないロボットのようなニッチなものまで幅広く展示されていました。
そして、何よりも印象的だったのが、他国の企業が日本人だと話した時にパートナーになってほしいというオファーがあったことです。
国名や会社名は伏せさせていただきますが、
日本進出が未だ出来ていないということでパートナー探しに困っている企業も僅かですが見受けられました。
私はITベンチャー出身なのですが、正直そこまで詳しくないし力になれるか分からないと伝えても積極的に私個人に対してプレゼンテーションを30分くらいかけて行なってくださった熱意は本当に印象的でした。
一方で、日本企業の方々は一部しか見ていないですが、
正直英語もあまり話せない人がいたり、積極的にPRを行なっている印象がありませんでした。
また、スタートアップ向けのブースがあったのですが、
場所が通常の展示会エリアから徒歩10分近く離れており人の入りもかなり少なかったように思います。
これだと、出展をしたという実績が手に入るだけで終わるのでは・・・?
と正直思ってしまいました。
海外でビジネスを行う際に特に重要だと感じているのがパートナー選びです。
特に、国によっては日本人からすると考えられないくらいルーズな国も正直あるかと思います。
ですが、そういった国でも積極的に動いている企業は多数見受けられました。
JETROの方も何人かいらっしゃったので挨拶をしに伺いましたが、
今回はスタートアップ企業の支援に対して注力されているようでした。
今までは日本→ドバイという観点で物事を考えていましたが、
世界→日本という観点もあると思うと出来ることが本当に沢山あると感じます。
余談ですが、今日帰りにモールに寄った時にたまたま話していた、
大手アラブ系企業の社員の方から日本人なのに英語が上手いね!と言われました。
なんでですか?と聞いた際に、日本人って大体英語喋れないでしょ?と言われました。
正直、思い当たる節があるように感じたので、日本人は政府が発信している以上に、
これから英語を学ぶ必要が出てくるのではないかと思います。
正直、日本以外のアジア諸国で中国、韓国、香港、台湾の人たちでこの人全然英語喋れないなあ。。と思ったことはありません。
私自身もネイティブではないので偉そうなことは言えませんが、正直英語が多少話せるだけで受けることができる恩恵はかなり大きいと感じています。
もっと、日本が世界に視野を向けて取り組んでいけるように、
切り口のほんの一部としてでも活動していきたいと強く感じた1日でした。
ドバイでビジネスをするメリット・デメリットについて
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
はてなブログにログインできなくなり、面倒なやり方に切り替えたため更新が遅れました。(何かマズいことでも書いたのでしょうか笑)
さて、、本日はドバイでビジネスを行うことについて書きたいと思います。
今日は、作業を終えてから某大手商社で働く先輩に会って来ました。
ドバイに来てから日本を代表する大手企業の駐在員の方と会う機会も増えましたが、
当然かもしれませんが本当に賢い人たちが多いなと常々感じさせられます。
そして、やはり待遇もかなり良く車も常に運転手付きというVIP待遇でした。
日系企業の方ともドバイでの仕事について話す機会は多いのですが、
今日はその中でも割とがっつり話をして来たので記録として残します。
ドバイでビジネスをするメリット
①日本企業の進出が未だ進んでおらず、開拓する余地が残っている
先日のブログにも記載していたように日本企業が300社強進出しているとはいえ、まだまだ会社の数も日本人の数も他のアジア諸国に比べると少ないのが現状です。
もちろん、進出に苦戦しているのには理由がありますので、詳細は後ほど記載します。
②英語が通じる環境が整っており、アラビア語を学ばなくても何とかなる
アラビア語の習得難易度は対日本人の場合はトップクラスに難しいと言われています。ですが、基本的にアラブ人をはじめ全ての住人が英語を最低限話すことができるため、アラビア語が話せなくてもなんとかなる環境があります。
もちろん、アラビア語が話せた方が好感も持ってもらえやすいので、学ぶに越したことはありませんが。
③色々な国の人たちが共存しているため、幅広い層にアプローチができる
連日記載しているように、ドバイには様々な国の人たちが共存しています。
だからこそ、対アラブ人だけではなくて、対アジア人、対アメリカ人のように国単位でマーケティングを行うことが可能です。
だからこそ、市場把握が難しいという側面もありますが、それについては下記へ記載します。
④商材が高価でも質が合えば一定の顧客が確保できる
国民の数に対して国で保有している財産が桁外れに多いため、ターゲット層を上手く調整することができれば日本では考えられない価格の商品も売れたりします。
とはいえ、何にでもお金を払う文化ではなくて、キチンと需要が有れば。。という前提なのでその辺の事前調査などは綿密に行う必要があります。
⑤ビジネス好きな現地人が多く、仕事の話が入って来やすい
ドバイに来て、ビジネスをするために来ている外国人をはじめ、アラブ人でもビジネスに対して積極的な人たちが多いです。
現に、ドバイに来てから既に5つ近いビジネスプランを提案してもらいました。
全てを動かすことは難しいかと思いますが、出来るところから手をつけていきたいです。
ドバイでビジネスをするデメリット
①初期投資やライセンスの獲得など、事前に発生するコストが大きいこと
先ず、現地法人を立ち上げる際に出資元の51%以上が現地法人である必要があります。
そのため、事実上の管理を国に持っていかれることになります。
他にも、貿易を行うなら貿易ライセンス、商品を新たに扱う場合は商品登録など、
あらゆる場面にコストが発生するため初期段階で発生するコストが日本よりも数倍高くなってしまいます。
一方で、フリーゾンという100%外資出資でも独立できるエリアもあるため、上手く立ち回りをすればコストはある程度抑えられそうですが。
②多国籍文化のため、市場を一括して把握することが難しい
対ドバイでマーケティングをしようにも、本当に色々な国や文化の人たちが共存しているので、ターゲット層は日本以上に意識をする必要があります。
また、インドやパキスタンなどの貧困層に該当する人の割合も少なくないため、場所、価格、サービスの質など工夫がかなり必要になります。
③時間やお金に対して日本ほど対応を徹底していないため想定外のことが起きやすい
日本人のように、約束の10分前到着などをしようものなら鬱陶しがられてしまうことすらあります。
基本的に約束の15分後に到着したら早かったねと言われるようなイメージです。
また、支払いもカードが主流のため売上を出したとしても実際に手元に入ってくるのは3ヶ月後。。というケースも珍しくありません。
資金面に関してはある程度余裕を持った状態で臨むことが理想であると言えます。
④人脈やコネクションの有無が成功を大きく分けるため時間がかかりやすい
これに関しては特に色々な人から言われます。
実際に日本企業で成功していると思われる会社でも、王族としっかりと関係を持った状態で走り出しているケースが多いです。
ドバイは王政のため、王族との繋がりは強力なブーストになります。
もちろん、王族が関わることで身動きが取りにくくなるケースなどもありますが。
これに関しては、狙ってどうこうなるものではない気がします。
⑤ハラール認定など、宗教上の制限が発生すること
ドバイは緩いとはいえ、イスラム圏のため日本の食品によく使われている豚肉やアルコールなどが含まれていると販売がそもそも出来ないケースもあります。
また、5〜8月の猛暑の期間には経営権のあるエマラティ(アラブ国籍者)が長期で国を離れることも多いためビジネスが進むスピードが一気に鈍化してしまいます。
文化の違いも多いため、多角的に考えて取り組んでいく必要があります。
思いつくメリット・デメリットを切りがいいので5つずつ書きましたが、実際にはもっとメリットもあるでしょうし、デメリットもあるかと思います。
とても異質な環境下にあるドバイだからこそ出来ることもあれば、反対に制限がかかってしまうこともあります。
そういった環境に対して身構えるのではなく、楽しみながら取り組んでいきたいですね!
ドバイでの就職活動について
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
今日はドバイでの就職活動について書きたいと思います。
先ずは一例として、私個人の現状について記載します。
私はドバイに来て3日間目くらいで知り合った日系企業様が、
グローバルビレッジのブースを10箇所程既に抑えていると言われ、
日本企業を1社でも誘致することが出来れば運営を任せたいと言われました。
それ以来、たまに面接の予定が入れば面接を受けに企業へ訪問しに行っていますが、
それ以外の空いた日にちは基本的には上記記載の日系企業様のオフィスで作業をしています。
基本的にはハラール認定を取得している日系企業様とのメールやSkypeでのやり取りです。
今はずっと無償でそちらのオフィスで作業をさせていただいているが、
何度かそちらの企業様で働くことも打診していただきました。
給与面含め、ドバイでの就職先としては悪く無い条件だったのですが、
ギリギリまで色々見たいという考えから就職活動とグローバルビレッジの出展先探しを同時進行で行なっています。
実際にドバイへ来て面接を受けた会社は現在で6社です。
うち2社から採用の話をいただきましたが、
正直給与面の希望との相違などによって上記記載の日系企業様以外はお断りしました。
先日のブログにも記載したように、
現状としてドバイはドバイショック以来の不安定な経済状況となっています。
そのため、就職先が非常に見付けにくい中で取捨選択するのは無謀な気もしますが、
打診された給与が月収15〜20万円くらいと日本で働く際の給与に比べると非常に低いというのが正直なところです。
私が受けている会社はすべて、日系か外資か問わずに日本の食品輸入に関わっている商社です。
貿易の経験が無ければ外資企業での経験も今までに無いため、
正直ハードルが高いように感じる時もあります。
以前、他のブログでも記載していたように、
ドバイは人脈やコネクションが非常に重要視される環境にあります。
そのため、全ての会社を私は紹介で受けているのですが、
いずれの会社も書類選考は比較的通りやすく面接で決まるようなイメージです。
そして、日本の面接と違うと感じたのが割と序盤に給与の話になることです。
私は月収12,000DH(日本円で約36万円)を最低ラインとして全ての会社に定時しているのですが、
それによって配属などが企業からも明確になり、採否が大体そのタイミングでハッキリします。
アラブ首長国連邦は法人税などの税金が発生しない環境下にあるため、
36万円貰ったら36万円が全て手取りになります。それは1つの利点ですね。
ただ、日本人でも企業によっては月20万円くらいで生活している人たちがいるのも事実です。
基本的に日系駐在員の某大手金融会社や某大手商社の方の話を聞くと、
駐在の方々の給与はズバ抜けて高いような印象を受けます。
最初から高給取りとして働くには、日本の会社に働いて実績を出して駐在員として派遣されるのが最もスマートでしょう。
とはいえ、私にその選択肢は無かったので、
今はコツコツと色々な企業を模索しながら日々過ごしております。
何より、ドバイで滞在を続けるにあたって職に就くということは必要不可欠です。
理由は先日のブログにも記載したように、職に就くことがビザの獲得に直結するからです。
また、ドバイで仕事をする際に国から発行されるエミレーツIDを取得することにも繋がります。
エミレーツIDとは簡単に言うと身分証明書のようなものです。
これがあれば、免許証の発行やリカーライセンス(全ての店舗でのアルコールの購入が可能になる証明)などを手に入れることができます。
日本人の場合は、特に免許を取る際に研修などを受ける必要が無く、そのまま日本の免許証を切り替えることができるので楽だと聞きます。
ただ、ドバイでは色々な国籍の人たちが運転をしているので、交通事故なども多く、スピードも時速140km超えで走っている人たちも多々見かけます。
少し脱線しましたが、要するにドバイで滞在するには働くことが必須条件です。
今ある観光ビザだけを頼りに滞在するにはあと1週間しか猶予が無いので、そろそろ自分がこれからどのようにしてドバイで過ごしていくかを決めようと思います。