ドバイちゃんねる

ドバイの魅力に惹かれて片道切符でドバイへ来た関西人のブログ

グローバルビレッジについて

こんにちは。ドバイちゃんねるです。

昨日のブログで少し紹介をしたグローバルビレッジについて今日は書きたいと思います。

 

グローバルビレッジとは?

一言で言うと、約半年間に渡って毎年開催されている世界規模のお祭りです。

今年は10月31日から翌年の4月6日までの159日間に渡って開催されます。

来場者数は昨年度だと600万人を超えており、非常に規模が大きいお祭りであると言えます。

また、以下の写真からもお分かりいただけるように、夜間に行われる冬季限定のお祭りです。時間帯は16時〜24時と深夜まで開催されています。

会場の広さも東京ドーム30個分と言われており、あまりピンとこないくらい大きいです。

「グローバルビレッジ ドバイ」の画像検索結果

 

そんなグローバルビレッジですが、今年で23年目となり、世界中から75カ国もの国々がそれぞれのパビリオン(国ごとの店舗の集合体)を運営しております。

また、日本は2015年からJAPANパビリオンというかたちで関わっています。

 

そして、私自身あるキッカケからグローバルビレッジへ出展する権限を分けていただくことができました。

 

通常、出展には半年間で500万円近く発生するのですが、その費用も出展を希望する企業が見付かれば問題ないというお話でした。

 

非常に有難いお話だと思い、お話をいただいてから直近2週間あたりで元々お付き合いのあった企業様を含め様々な企業の方とメールやSkypeを通してやり取りをしました。

 

ですが、やはり時期的に猶予があまり無いことや、出展にあたって発生するコストが決して安くないことからなかなか思うように話が着地しないまま時間ばかりが経過しております。

 

ですが、色々な飲食関係や化粧品関係、印刷関係などの企業様とやり取りをする中で中東進出を考えている企業様は非常に多く、そしてどうすれば上手く進出することが出来るか分からない人たちが沢山いらっしゃるということが分かりました。

 

JETROへ訪問した際にも、本当に沢山の会社が進出を試みて展示会などへ出展をしてみるも結果としてはイマイチ。。。というのが現状だと仰っていました。

 

中東は分かりやすく言うと義理人情の世界だとよく聞きます。

アメリカで仮にビジネスをしようとすれば、技術やサービスや商品の質をとことん追求されるというイメージですが、ドバイは○○さんの紹介だから〜とか、○○さんからのお墨付きならと、昔の大阪を彷彿とさせるような人と成りでビジネスが左右されている印象を受けます。

 

そのため、展示会に単発で数日出したとしても結果に繋がらないのが現状です。

もっと、長期的な視点を持って拠点をドバイに設けることが最低条件と言われています。

私はそんな中で、日本から駐在で来られている大手金融会社や大手商社の方々も、現地の人たちとの繋がりは極めて少ないような印象を受けています。

 

英語が最低限話せることも勿論大切ですが、何より対象となる国に対して興味を持つこと、国民に対して興味を持つことが出来ないと何にも発展しないと私は思います。

 

今年のグローバルビレッジで実際に出展に関わることが出来るかどうかは未だハッキリとしておりませんが、仮に出展企業が見つからなくても何かしらのかたちでグローバルビレッジの出展に関わって、日本とドバイを繋ぐ架け橋となるようなことが出来れば日本にとっても非常に大きなメリットがあるのではないでしょうか。

 

確かに、駐在員の方々が言うようにドバイの方は対応がルーズだったり、お金の支払いが遅れたりするという話を聞くことは少なくありません。

他にも、インドの会社や人も同様のケースを聞くことがあります。

 

ですが、一方でしっかりとエマラティ(アラブ国籍者)との関係を築いている会社様は、むしろ支払いなども早くルーズな印象を受けることは無いと仰っていました。

 

それこそが、信頼関係をしっかりと築くことができているかどうかだと思います。

今まで色々な経営者の方の話を聞いたり、ビジネス書にも目を通してきましたが、結局はビジネスとはいえ人と人との信頼関係で左右される側面も大きいと感じます。

 

私が今、この国で出来ることは少しでも沢山の人達と関わって、色々な話を聞いてドバイについて学び発信することだと思います。

 

途中、グローバルビレッジの話から脱線してしまいましたが、ドバイには色々な国籍の人たちが住んでおります。

そのため、マーケティングが非常に難しいという一面があります。

ですが一方で、色々な国の人たちにPRできるのでドバイで市場調査を行って他の国に進出するようなケースがあっても良いと私個人としては思います。

 

ですが、ある程度の認知とブランドが無いと興味を持ってもらえないということも事実としてあります。

 

そのため、グローバルビレッジやドバイモール(世界一の大きさを誇るショッピングモール)へ出展して、認知を高めるやり方が中国や韓国など同じアジア圏で上手くいっている国のやり方としてはスタンダードだと思います。

 

日本企業は他国に比べると、最初の初期投資に対して慎重な印象が強いので私自身としても少しでも背中を押せるくらいの実績と経験を積むことを優先していきたいです。