ドバイと日本の関連性について
こんにちは。ドバイちゃんねるです。
私自身について今回は少し述べさせていただきます。
私は2016年に知人からグローバルビレッジという、ドバイで20年以上に渡って毎年開催されているイベントで一緒に出展しないかとお誘いをいただいたことがキッカケでドバイを知るようになりました。
グローバルビレッジについて、簡単に説明をすると約半年間に渡って毎年開催されている世界規模のイベントです。
具体的に説明をすると、75カ国以上の国々からパビリオン(ブースの集合体)を出展して世界中の飲食や文化などを経験することができる内容になっています。
更に、2015年からは日本もJAPANパビリオンというかたちで出展に関わっており、実際に来場される方の数は昨年だと600万名以上で200国籍以上の方々が足を運んでいます。
当時、私が誘いを受けた時はドバイ=国(実際はアラブ首長国連邦という国の中にある首長国の1つ)と思っていたり、なんとなく華やかなイメージが強いくらいにしか思っていませんでした。
ですが、そこから色々と自分なりに調べたり、人から話を聞く中でとても面白い国だと思うようになりました。
私自身、過去に父親の仕事の関係で1年間、アメリカのカリフォルニア州に滞在していた経験があるのですが、その時に感じた色々な文化や人種が共存している印象を受け、そんな中でも意外にも日本との関わりが歴史上大きいということです。
ドバイ自体はまだまだ歴史が浅く、誕生してから45年くらいしか未だ経過しておりません。
そんな中で、当時真珠を沢山採取することが出来たことで昔は生計を立てていたドバイに対して真珠のコピーを作って安価で入手できる市場を作ったのが日本です。
また、ドバイの民族衣装としてお馴染みの真っ白なカンドゥーラ(写真1参照)も殆どが日本製です。
他にもドバイで走っているメトロ(地下鉄)を手がけたのも我らが日本です。(写真2参照)
更には観光名所の1つでもあるドバイフレーム(写真3参照)の金色の部分も日本人によって作られたものです。
余談ですが、ドバイフレームのふもとには小さい大阪城もあります。笑
これはどういう意図なのか知りませんが、関西出身の私からすると少し嬉しかったです。
※写真1 ※写真2 ※写真3
こうやって色々と見返してみると、『日本、頑張ってるじゃん!』って思います。
実際に親日の人もアラブ人に限らず多いような印象を受けます。
私は見た目が東南アジア寄りなので初見で日本人とは滅多に言われませんが、国籍を聞かれて日本人だと言うとサービスが良くなったり、お店での店員の表情が一気に和らぐような場面も少なくありません。
ですが、日本の経済が悪化しているのが何故だか分からないとタクシーの運転手から言われたり、この国では日本人は滅多に見ないと言われたりイメージばかりが先行している印象を至る場面で受けます。
特に、飲食に関しては昔から進出しているのはポカリスエットやオロナミンCくらいで、売上が伸びている会社で私が把握しているのはYAKITATEというパン屋さんくらいです。
勿論、私が知らないだけで他にも色々と上手くいっている企業もあるのかと思いますが、日本食レストランに行っても高い割に美味しくないお店が正直多いです。。
理由としては、そもそも日本食品を扱っていなかったり、日本人が店舗に1人もいなかったりするケースが多いからだと思います。
正直、日本人からすると住みにくい環境であることは間違いないかと思うのですが、それでも今後中東という大きな市場を考えた時に誰かがアプローチをする必要があると強く感じています。
意外なところで繋がっている、アラブと日本の架け橋を作ることが今後出来れば日本の未来はもっと明るくなるのではないかと個人的には思います。
実際に、在ドバイ日本総領事館やJETROにも訪問して話を聞いてきたのですが、中東の市場は進出がとても難しく、ドバイでビジネスが成功すればどこの国に行っても成功することが出来るとすら言われました。
それくらいハードルが高く、長期的なプランが必要になる市場ということです。
なぜ、よりによってそんなに難しい市場に興味を持ってしまったのか。。。
と、思ったことも正直ありましたが、気付いた頃には走り出していたので出来るところまでやってみるつもりです。
現在は観光ビザで滞在しているため、ビザを更新しない場合はあと13日で帰国しなくてはなりません。
また、現在は収入源が無いので手元のお金を如何に上手く使って生活するかが肝になります。
ギリギリの生活ですが、諦めず、折れずに粘り強くやっていきます。
最後は私自身の話になってしまいましたが、明日も更新するので宜しくお願いします!